LTSPICE

Core i7-5820KでLTspice

Intel Core i7-5820Kが中古で出ていたので購入しました。5820Kは品番は5000番台ですが、中身はIntelの第4世代Core CPU(4000番台:Haswell)を拡張したハイエンドPC向けCPUで、3.3GHz/6コア/12スレッドとなっています。CPUソケットはLGA2011-v3でサーバー用CPU…

Athlon 5350でLTspice

前回A10-7850KでLTspice - tsuru3の日記でAMD E-350とA10-7850KをLTspiceで比較しましたが、今回E-350後継のAthlon 5350が中古で出ていたので購入しました。Athlon 5350は、ノートPCに使われているAMD A6-5200(Kabini)をほぼそのままソケット実装にしたもの…

1段プッシュプルアンプ その1

パソコン用に小型パワーアンプを作りました。+12V単電源で最大出力は1W+1W (RMS, 1KHz, 歪1%)です。オペアンプ+トランジスターの構成ですが、電源電圧が12Vなので出来るだけ出力振幅が取れるように1段プッシュプルにしました。しかし実際にやってみるとNJM4…

A10-7850KでLTspice

AMD E-350(Brazos)を常時電源ONサーバー/Web閲覧/たまにLTspice用として使っていましたが、やはりマシンパワー不足でLTspiceがもっさり遅いため、AMD A10-7850K(Kaveri)を増税前駆け込み購入しました。簡単にベンチマークしてみました。 回路サンプルとし…

PICで+12Vから+5Vを作る

USB充電用にPIC12F683内蔵のコンパレーターを使って12V→5Vのステップダウン型DC-DCコンバーター(Buck Converter)を作りました。定格出力は1.5Aとしています。回路は下図のとおり。出力電圧のリップルは回路図のC6次第ですので低ESR(0.1Ω以下)の電解コンデン…

12V ACアダプターから±12Vを作る その2

前回はDC/DCコンバーターIC LT1370を使いましたが、今回は安価な汎用リニアIC NE555とLM311を使ってDC/DCコンバーター回路を組み、12V ACアダプターから±12V電源を作ります。定格出力は±12V/1Aに設定しました。NE555を250KHz/43%Dutyで発振させ、出力をその…

12V ACアダプターから±12Vを作る

DC/DCコンバーターICを使い、12V ACアダプターから±12V電源を作ります。今回はLinear TechnologyのLT1370を使い、定格出力を±12V/2Aに設定します。ICの絶対最大定格は35V/6Aで、スイッチング周波数500KHzです。LT1070アプリケーションノートAN19の負から正の…

WF120BD03を使ったサブウーファー(6)

LTSPICEを使ったスピーカー駆動信号の計算 では、実際にパワーアンプに駆動された時のスピーカー端子電圧を計算してみます。下の回路で、カップリングコンデンサーの左に電圧源が2つありますが、V1はプラス側にオフセットさせたコサイン波形を1周期だけ発生…

WF120BD03を使ったサブウーファー(5)

LTSPICEを使ったダンピングファクター計算 低音のキレが悪いという事はダンピングファクターがとても低くなっていることが考えられます。そこでLTSPICEを使い前回作ったスピーカーモデルでダンピングファクターを計算してみます。 回路のなかで一番怪しいの…

WF120BD03を使ったサブウーファー(4)

WF120BD03のSPICEモデル WF120BD03を自作アンプで鳴らしてみましたが、小口径ウーファーなのにいまいちキレが悪いのでLTSPICE(フリーソフト)を使って解析してみました。 まずWavecorのWebサイトにあるドキュメントTransducer Equivalent CircuitとWF120BD03…