OGASAKA SHINとBurtonバインディングの相性問題発生

OGASAKA SHIN 156 2023 / Burton Fish 156 2012

2月に予約したOGASAKA SHIN 156が届きました。Burton Fish 156と並べると

・SHINはFishより少し細い

・実はFish 156は156cmより2~3cm短かった(サバ読んでた?)

・カタログではセットバックがFish:75mm SHIN:10mmだがあまり差がない

さっそくFishで使っていたBurton Cartel X Re:Flex 2020をSHINに移植しようとしたら、ネジの相性問題が発生しました。

Cartel Xに4x4用に添付されているBurton純正M6x16ネジを4本軽く締めた状態ではワッシャーが少し浮いてしまう。

ワッシャーが少し浮いている

ネジを外してみると、どうもインサートホールにネジが底当たりしている。

上:ネジ締め後、底当たり跡あり 下:ネジ締め前

ノギスで測ってみると、OGASAKA SHIN156 のインサートホールの深さは5mmしかないので、ディスクより5mm以上ネジが飛び出ると底当たりします。そこでディスクにM6x16ネジをしっかりとナット止めすると、M6のナット(高さ5mm)から0.8mm位飛び出している。

M6x16ネジをディスクにM6ナット(高さ5mm)で固定

よってこの飛び出した分を削るか、M6x15ネジを使わないと最悪ボードが壊れる。M6x16ネジで0.8mm位飛び出しているので、M6x15.5ではまだ少し当たると思う。

 

<<<ネジを削ります!>>>

まずディスクにM6x16ネジを4本しっかりとナット止めします。このナットから飛び出している部分がなくなればSHINのインサートホールで底当たりしなくなります。

ディスクにM6x16ネジを4本ナット止め

ひっくり返して#120の耐水ペーパーの上に置いて、円を描くようにひたすら削ります。

耐水ペーパーで削る

ナットが少し削れてきたら出来上がり。一部のネジは片当たりしてナットの片側だけが先に削れると思うので、そうなっているネジはドライバーで180度回して再度削ります。1枚(ネジ4本)削るのに15~20分かかったかな。腕が疲れた。年寄りには少々キツい。

ネジ削り完了

軽量化でボードが薄くなっているのは分かるけど、少しは使い勝手やインサートホールの耐久性とかも考えて欲しいところ。現状のインサートホールにネジ単体で回して確認すると最大2.5山しか掛からないみたい。機構部品としてはあと1山は欲しいですね。