MPLAB X IDE 6と日本語フォルダー名

N-VANの自作サブバッテリーモニターに使っているPIC16F88のブログラムを数年ぶりに修正してMPLAB X IDE6→PICKIT3で書き込もうとしたらBUILD成功後にX IDEが固まってしまいました。

Build後に通常表示されるhexファイルローディング:

Loading code from C:/xxx/dist/default/production/xxx.hex...

この行が表示されずコケているようです。

 

X IDEの各バージョンで試したところX IDE6.00/6.05/6.15/6.20では固まるがX IDE5.50までロールバックすると正常に書き込めました。調べてみると原因は日本語フォルダー名でした。

私はデスクトップPCとノートPCで共有するのに便利なので全てのWindows PCのドキュメントフォルダーをOneDriveに置いているのですが、これが「ドキュメント」という日本語フォルダー名になっており、X IDE6以降では不具合が生じていました。

5.5までは問題無かったので明らかにエンバグなんですが、6.00になって2年以上直っていない所見ると全く直す気ないんでしょうね。また6.20以降はPICKIT3がサポート対象外だそうですから今後のバージョンで直ってもどうしようもない。

しょうがないので「ドキュメント」フォルダーを英字フォルダーへ移動させました。

OneDriveの「ドキュメント」フォルダー

「ドキュメント」フォルダーを右クリックして「プロパティ」を左クリック

「場所」タグ

「場所」タグを開いて、「ドキュメント」の部分を手打ちで「Documents」に修正してOKをクリック

このあと元フォルダーの内容を「Documents」フォルダーへ移動させるか聞いてくるので「はい」を選択:OneDriveが同期するのにしばらくかかります。