N-VANのLEDルームランプはイグニッションOFF時はV+の電源供給が15分で切れるので、車中泊の時に天井灯として使うには不便です。そこでサブバッテリーからも電源供給するように改造します。
オリジナルのルームランプ回路は上図左のようになっています。LEDモジュールのアノード側はV+(12V電源供給、15分で自動OFF)に接続されています。LEDモジュールのカソード側はルームランプスイッチの位置によって以下のように接続されます。
・ON位置:GND
・中間位置:ドアスイッチ
・OFF位置:NC(接続なし)
これを上図右のようにダイオードを2本追加してV+とサブバッテリー双方から電源供給できるようにします。ダイオードを入れないと配線が燃える可能性があります。LEDモジュールの消費電流は0.2A程度なので、定格1Aのダイオードで問題ないです。今回は1N4007を使いました。
実際の改造はV+(電源供給元)とLEDモジュールの間を一箇所ニッパーで切断し、そこにダイオード(1N4007)を追加します。さらにそのダイオードのカソードにサブバッテリーからの電源をダイオード経由でパラ付けします。
注意:サブバッテリー直結の場合ルームランプOFFにするのを忘れるとサブバッテリーが過放電します。前記事のサブバッテリーモニターの電源供給回路のようにタイマーで自動OFFするような仕組みを入れておきましょう。PICマイコンなどを使わない場合はAitendoの長時間タイマーICなどで作ると簡単かもしれません。
追記:これだけでは不親切なので簡単な長時間タイマー作りました